船底塗料

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船底塗料には海洋生物が付きにくいということで、 昔は有毒な錫が配合されていたものが主流となっていましたが、 最近の法改正によって、有毒な物質を含んだ船底塗料をつかうことが 禁止となってしまいました。海の環境を守っていく上で、 この船底塗料に関する法改正はとても有効なものでしたが、 船底塗料をあらたに探さなくてはならなくなってしまいました。 そこで、おススメの船底塗料をご紹介しておきますので、 船底塗料情報局の船底塗料を検討してみてくださいね。

船底塗料の種類

船底塗料といっても2種類あります。船底塗料は、船底を美しく保つためだけではなく 水棲生物の付着を防ぎ、船足を早くする効果もあります。
○自己消耗型:防汚剤を含んでいる船底塗料がちょっとずつ溶けて 剥がれる事によって効果が出てきます。溶けて消耗していくので、 溶けきってしまうと、とたんに効果がなくなってしまいますので、 船底塗料メーカー指定の交換時期になったら迅速に塗り替えるようにしてください。 船底塗料メーカーによっては、「自己研磨型」「自己崩壊型」とも 呼ばれているので、船底塗料を選ぶ時には注意してください。
○高硬度型:高硬度型船底塗料とは、その名前のとおり、船底塗料の 硬い塗装面から、防汚剤が溶け出して、水棲生物を寄せ付けない 効果のある船底塗料です。こちらは消耗することがないので、 自己消耗型船底塗料よりは寿命が長い傾向にあります。

船底塗料の塗り方

船底塗料の塗り方について、ご紹介しておきます。
○まずは必要な船底塗料の量をしっかりと把握して、軍手や 塗布のためのローラーなどを準備します。
○既に塗ってある船底塗料をはがします。その後水洗いをし、 サンドペーパーで磨いた後、 船底塗料を塗りたくない部分に、マスキングを施します。
○実際に塗っていきます。新しい船の船底のみ、 プライマー塗りを行います。その後、塗装をします。 乾燥したのを確認した後、船底塗料を2度塗りします。 乾燥したのを確認したら、水流圧の最も強くかかるところや 、乾湿交番場所に増し塗りを行い、仕上げます。

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船底塗料剥離剤

船底塗料剥離剤について。船底塗料の塗り方、 既に塗ってある船底塗料をはがす工程で 必要になってきます。1回の塗布で、 10層までの船底塗料を剥離させつつ、 船底は傷付けないものもあるので、船底塗料剥離剤と 検索してみてください。
私個人としては、アクアストリップという船底塗料剥離剤がおススメでした。